木工の仕事に携わるようになったきっかけは長男の誕生です。生まれて一年を過ぎた頃から、仕事から帰宅して息子と遊び、息子が寝た後、夜な夜な”みこし”作りを始めました。
毎夜少しづつ...3年で完成しました。

それは地域の役に立てればと子供会（夏祭り）で使ってもらっています。息子が5才になった頃、脱サラして、おもちゃ工房ちいくを開きました。自分の幼い頃の遊びを思い出したり、こんなおもちゃがあったらいいなと思い描きながら制作してきました。

また糸鋸教室を開いて生徒さんたちに工芸作品を作ってもらったり、地域の幼稚園から受注があれば机、椅子、遊具など提供してきました。

いろんな活動をしてきましたが、今でも最初の時と同じ気持ちで子供の笑顔を思い浮かべながら、楽しんで制作しています。